今日は、栃木県立がんセンター 緩和病棟にて
オカリナ演奏をして来ました!
今年に入って、3回目のがんセンターです。
2月 講堂、3月 緩和病棟。
またお声をかけて頂いて本当に嬉しいです。
患者さんは、ベッド、車椅子で
ホールへいらっしゃいます。
ご家族や、お友達の方々もいらっしゃいました。
私は患者さんだけではなく、お医者さん、看護師さん、そして、ボランティアの方々、
みなさんに、
「届けー!」と思って演奏してます。
何を「届けー!」なんだろうな…
あたたかくて、優しくて、心に響く丸い塊みたいなものかな(笑)
私の体から、息、声と一緒に、「届けー」って。
セッティグ完了したとこ。
こちらのホールにいらっしゃいます。
緩和病棟で演奏する時は、
マイクなしの生音です。
五階の病室全部に、聴こえるそうです。
その時の体調が思わしくなく、
ホールに来れない方もいらっしゃいますが、
病室で聴いてくれているそうです。
緩和病棟は、五階にあるので、
いい眺めです。
熱心に聴いてくださっています。
バスオカリナを吹いてるところ。
最後は、弾き語りで歌も。
カシワバアジサイが、綺麗に飾られていました。
かわいい金魚。
曲が終わると、細い腕で拍手をしてくださっている男性の方。
娘さんが、「拍手してる!」と涙を流していました。
私も込み上げて泣きそうになります。
しかし、
今日ここに来たのは、泣きに来たんじゃないのです。
楽しい時間を、共有するために来てるのです。
そんなときは、ただただ演奏に集中します。
演奏が終わり、患者さんとお話しました。
オカリナに興味がある女性の方が、
「オカリナ触らせて」と。
お話していくと、
娘さんが私と同じ年でした。
おやつも頂きました!
ぶどうのゼリーと牛乳寒天の紫陽花です。
去年も頂きました!同じ6月だったんだぁ。
看護師さんとお話しながら美味しく頂きました。
泣いているご家族の方がいらっしゃいましたが、
普段は泣かないように我慢しているけど、
音楽を聴いて、ホロっと流す涙。
それはいい事ですと看護師さんがおっしゃっていました。
私にも出来る事がある…
とっても嬉しいんです。
癒してあげたいなどとは全く思っていなくて、
同じ時間を楽しく過ごしたいのです。
私が与える立場ではなく、同じ立場。
私も、色んなことを考えたり、
与えてもらっているのです。
人は、生まれて、いつかは終わります。
生きてる時に、
どれだけ、生ききれたか。が大切なんだろうな。
心を込めて、生きていきたい。
がんセンターでの演奏は、
私に色んなことを教えてくれます。
ありがとうございます。
また、いつでも呼んでくださいね!
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